2013年11月15日 (金)

懲りずに出展

11/17、みちくさ市ブングテン13に出ますよ。

タイトル「日本つけペンめぐり」

内容
漫画などに使う、つけペンの鋼ペン先。
国産品は現在、ゼブラとタチカワの2社が製造するのみですが
かつては数多くのメーカー、銘柄がありました。
こうした色々な「○○ペン」のパッケージを展示します。

つけペン試し書きコーナーもご用意しますので
変わった形のペンを試してみたい方は、どうぞ。

豊島区雑司が谷の、旧高田小学校で11~16時開催です。

やってることは、前とあまり変わりませんが(点数は絞りました)
繰り返しでもいいのかな、とも思います。

この機会に写真とっておこうかな。

ペン先の写真を撮るのが面倒&ヘタなので、このブログの投稿も挫折するんです。

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2013年3月19日 (火)

ブングテン10に出店しました

こんにちは。ろくに記事更新も、何の告知もしてないのですが・・・

3月17日(日)、雑司が谷で開催された
「みちくさ市 ブングテン10」に出展しました。
スタッフ、参加団体の皆様、お立ち寄りくださった来場者の皆様、
本当にありがとうございました。
個人的には、長年来ファンだったプロ漫画家の先生とお話できて感激でした。
魅力的なワークショップも多かったので、出展側としてではなく参加したかったです(TT)

当方の展示の内容は、「ペン先のいろんなかたち」というテーマで、
つけペンの鋼ペン先を「Gペン」「ファルコンペン」等の形ごとに分類して
並べて展示、ご希望の方は試し書きを・・・という内容でした。

ただ、計画性のない自分のこと。
キャプションなどをつくる時間がなくなり(それでも徹夜)、陳列の仕方も貧弱な
なんだかお粗末な感じな印象になったと反省しております。

展示をしようと思った目的について、ちょっと立ち止まって考えてみました。
たぶん、一般の人々に「へえ~、昔はこんなペンで書いてたの?」「懐かしい」
「漫画を描くつけペンってこういうの?」と、新鮮な驚きを感じていただくことが
目的では、ないのです。きっと、このブログもそうなんです。

また、海外のお洒落な雑貨ふうにカッコよくディスプレイしたい!とも
あまり考えていません。
もちろん、見本帖のようにペン先が並んでいたら壮観ですし
古い紙箱は素敵ですけれど・・・

それよりもずっと重いと思っているのは、かつてあったペン先の種類や
銘柄が、資料も残さず忘れられていくという現実です。

レアな品や多くの種類を集めるコレクターになりたいのではなく、
(そういう管理や整理・展示などは他の人がやってくれないかなあと思いつつ)
一ユーザーとして、消えないうちに歴史を明らかにし、記録に残したい
というのが自分の願いです。

その点で、展示の趣旨は一般向けではないのかもしれません。
もう少し自分の内側での整理をしないと、表に出すのは難しいのかもしれません。
とりあえず、整理されていなくても、このブログや文書の形で
少しずつ出していく作業を中心にしたいと思います。

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2013年1月22日 (火)

ゼブラ スクールペン 3号

はーい、ゼブラのスクールペンです!
ちょっと古びてます。

Photo

ん?

んんん?

何だか、形もちょっとちがうような……

比較

Photo_2


でかっ!!

というわけで、
上はスクールペン3号です。
No.3
---------
ISHIKAWA
PEN Co
SCHOOL
JAPAN

下は普通のスクールペンの大きさです。
今は無き、ニュームメッキのスクールペンです。JIS入り。
No.5
---------
T.ISHIKAWA
ZEBRA
TOKYO JAPAN

でかい3号スクールは、何のために作られたのか?。

ゼブラのペン先一覧の説明書には、
「No.3スクールペン」の特徴を次のように記しています。

「スクール5号に比してやや太く字が書けます。
 故に簿記用としてはお奨め出来ませんが、
 
 一般事務用には適します」

どういうこと?
なぜ、5号のスクールペンだけじゃなく、3号も作ったの?
じゃあ1号2号4号は?6番以降はどうなってるの?

その話をするためには、ペン先に割り振られたNo.(号数)の意味を
考えければなりません。
この「No.」は通し番号ではないのです。
かぶらペンなどは、銘柄によってNo.が異なりますが……

この日本で、「スクールペン」と名づけられて売られているペン先は

すべて「N0.5」なのです。

次回はそのへんのお話を。

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2013年1月20日 (日)

コードネームは「アンソン・イリス」

「コードネームはセーラーV」を、ご存知でしょうか。
20年ちょっと前、少女まんが雑誌「なかよし」増刊に
読み切りとして掲載された、少女まんがです。

女子中学生が変身(仮装?)して、真っ赤なマスカレードアイマスクと
セーラー服のコスチュームで、悪者と対決する
勧善懲悪物、ヒロイン・アクション。

リアルタイムに読んでいたのですが……

数ヶ月後、本誌で連載が決まり。
始まったら、別人の少女が主人公になっていて。
タイトルも微妙に変わっていて。

やがて、とんでもないブームを巻き起こす作品になろうとは
0.1ミリも予想がつきませんでした。



以上、長いですが前置きです。

日本で最初のつけペン先を作ったのは誰か、ご存知でしょうか。

明治30年、石川徳松氏が、英国のペン先既製品を参考に
独力で製法を研究開発し、はじめて国産のペン先を作り出しました。
明治35年には、「アンソン・イリス」という商品名で発売します。
大正3年に、商標を「ゼブラ」にして今日にいたります。

ですから、現在でもゼブラのペン先には
「T.ISHIKAWA」と、彼の名が刻まれていますね。

では、「アンソン・イリス」は?
どんなペン先だったのだろう?

数年来、ずっと気になっているんです。
ゼブラのお客様相談室にメールで問い合わせても
「当時を知る人がいません」「資料がありません」と、成果はなし。

ところが。
ふと思い立ち、カタカナでなく「Anson Illis」で検索したら
写真を見つけてしまいました。

robert.alexisさんの、フランス語のブログ

L'Alphabet par les plumes ...

この中の、Gペンのページの一番トップに。
ブロンズ色の、「Anson Illis」銘のGペンが載っています!

そこはかとなく滲み出る、手作り感……

これがゼブラGペンの、原始の姿です。
ペン先の製法なんて誰も教えてくれないからと、
英国製品の現物だけを頼りに
手探りで試行錯誤を重ねた、石川徳松さんの努力の賜物です。

このブログは、とにかくものすごいんです。
アルファベットの刻印のあるペン先を、集めているのです。
それこそAペンからZペンまで。
昨年「A~Zペンは本当にあった!カタログを見つけた!」
という記事
を書いたのですが
まさか写真を、それも様々なメーカーの写真を見られるとは。
最近スタートしたブログのようですが、壮観ですよ。

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2013年1月19日 (土)

STペン軸 & 資料

先日、STペンのペン先をご紹介しましたが、

今回は、STペン軸です。

引っ張り出してみたら、2本あった…… OTL

St

St_3St_4



St2

(奥の2本は比較用。タチカワのペン軸)
S.T.ペン軸.ジローCo.
赤い褐色の木部に、銀色のロゴが入っています。
もち手部分は、プラスチックのペン差込口の外側に
ゴムのグリップが、はまっています。

2本あるのですが、グリップの部分が濃紺と黒とあります。
変色したのではなく、微妙な色違いのようです。

こうしてみると、かなり大きいです。
長さ180ミリ(そのうち持ち手は46ミリ)、
グリップの径は最大14ミリ。
ぶっといですねー。

さて。入手時に添付されていた、商品説明などの
資料があったので、興味のあるかたはどうぞ。
(クリックで拡大表示します)

●商品説明
B

●「書道・ペン習字用具御案内」(日本習字普及協会)昭和44年4月版
   8ページの小冊子のうち、前半4ページ分        右から表紙

43_2221

STペン軸、三角タイプもあったようです!
カタログよりも、説明書のほうが値段か安いので、たぶん古いのでしょう。
ということは。昭和44年よりさらに数年前からあったということですね。

ついでに、STペンはこんなケースに入ってました。

St_5
下は、一緒にあった日光製のラウンドペンです。
先端が円のタイプで幅の異なる3本入り。
これも書道用品として上記のカタログに載っています。
う~ん、どうなんでしょうね。STペンも日光製なのかなあ…

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2013年1月18日 (金)

ゼネラルペン

記事の順序はお構いなしで作っております

さて、本日の謎めいたペン先は

2a

SUPERIOR
ゼネラルペン
No.600
REFINED
(ニュームメッキ)

メーカー不明、資料なし

推測
・JISマークなし……1954年より前の製品
・安定した太さがある。戦時中はかぶらペンも細くなったので、戦後のものと思われる。
・ゼネラル(国際)ペンという名前も、戦時中につけられたとは考えにくい。戦後のものと思われる。
・品番N0.600は、タチカワのかぶらペンと同じである。
ただしタチカワも初期のかぶらペンはNo.6であった(系列会社のミカドペン、エレガントペンと同じく)

→ タチカワが戦後、ペン先の製造業者として安定し、かぶらペンをNo.600として売り出すようになった時期、下請けで作ったOEM製品ではないだろうか。

上記は単なる推測ですので、情報をご存知のかたはぜひご一報を!
どうでもいいことかも知れませんが、
カタカナや漢字の刻印は
萌えますね……

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2013年1月17日 (木)

ゼブラの日本字ペン先、「日文ペン」

漫画用品では主流ではありませんが、日本字ペンというペン先があります。
かぶらペンのように先曲げ加工され、紙に接触面がフィットして、
どんな方向にも線がひきやすく、適度に弾力のあるペンです。

タチカワ日本字ペンNo.44、日光日本字ペンNo.555(ともにタチカワ製)の
2種類が市販されています。

現行品は、この2つのブランドのみですが、かつてはたくさんの会社が
日本字ペンを含む、様々なペン先を作っていました。

もちろん大手の、この会社も。

Photo

ISHIKAWA & Co
ZEBRA
TOKYO JAPAN
NUMBER 2585

ゼブラの日本字ペンタイプは、「日文ペン」という商品名です。

Photo_3Kuromu

左はニッケルクロームメッキ、右はニュームメッキ(錫)
左はたまたまJIS以前のものですが、
JIS制定前後、2種類とも広く流通していたと考えられます。

それよりもやや古いと思われる、ブロンズ(茶色)のペン。

Photo_4

金色や茶色の日本字タイプは、クローム・ニュームの「日文ペン」よりも早くに登場したようです。
「ディレクターペン」と名づけられ、帳簿用として販売されました。

イギリスのメーカー、HINKS WELLSの同じ形のペン先が
「No.2185 DIRECTORY」であったことから、
ゼブラもそれに倣った品番、商品名にしたと思われます。
(HINKS No.2185の茶色のペン先は、日本にも輸入されました。
このタイプは「藝者(げいしゃ)ペン」と呼ばれていました。)

ゼブラの日文ペンは、タチカワやニッコーの日本字ペンと比べて
形が少し違います。
背骨が伸びている、といえばいいのでしょうか。
弾力にやや欠け、書き味も若干硬めになるようです。

参考に タチカワ日本字ペンの写真を
……いや、これじゃわかりにくいですね。

3

今度比較してみましょう

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2013年1月16日 (水)

STペンと、タチカワトップハードゴールド

年が明けてしまいました。
少しは真面目に記事を増やさねば、と思います。

つけペンと言われて普通思い浮かべるのは、かぶらペン(さじペン)・Gペンなど
漫画の道具としてのペン先が多いのですが、他にもずっと使われている分野があります。

カリグラフィ、ペン習字です。

一般には流通していませんが、ペン習字用に独自に開発されたペン先、というのがあります。

その名も「STペン先」

St3_3
上から、

・トップハードゴールド 金色メッキ/リザーバー付(タチカワ)
・STペン 硬質クロームメッキ(ジロー)
・STペン ニッケルクロームメッキ(ジロー)

なぜ3本並べてなのかは、ちょっとしたいきさつがあります。
昨年末、ある漫画作家さんが「このペン先は何?」と疑問をブログに書かれ、
人づてに問い合わせがきたのです。

まず、しなえさんがブログに書かれ、宇院澤まつげさんがゆうじさんに問い合わせ、
ゆうじさんが当方に尋ねてくださいました。
(注:各人のサイト、または該当記事に直接リンクしています)

そこで、わかっている僅かな情報をお伝えしました。
ここに転載させていただきます。
--------------------
STペンは、
鷹見芝香さんの考案による、
ペン習字用のつけペン先です。
タカミシコウさんなので頭文字がS.T.です。

なので「STペン 鷹見芝香」でググると
色々な情報が出ています。
例えば書道用品のページ
http://www.ensk.co.jp/yougunoyosann.html
新品は水道橋で買えるのかもしれません。

ジローという会社はわかりません。
私が入手したものは、やや古いニッコー10本入プラケースに入った状態だったので、
製造元はニッコーかもしれないと思ったのですが、
定かではありません。
メッキはニッケル色とクローム色の両方が存在します。
年代によって違うのかもしれません。

かつて「STペン軸」という製品もありました。
太い木製のペン軸にラバーゴムのグリップが付いています。
「STペン」「STペン軸」は、そんなに新しいペンでもないようで、
昭和40年代前半の習字用品のカタログにも載っています。

外国製のものでは似た形のペン先もありますが
(例 レオナルドDP111)
http://www.praebitor.net/SHOP/gb-man-nib-dp111.html
先曲げがないので、日本の字は書きにくそうです。
-------------------------------
ここまで

ペン習字関係者のかたのほうが詳しいでしょうね。
現在でもおそらく購入できるようです。

問い合わせの中で、ゆうじさんが「ヤフオクで見かけた
タチカワのトップハードゴールドに似ている」と画像をくださいました。
なるほど確かに似ています。
それも交えて、現物を比較してみましょう。

もう一度 3本並んだ図

St3_3

上から、下から

St

St_2

先端

St3_9

形は見事に同じですね。
先擦り(さきずり・インクの保持するための細かい傷、溝)が少し違うでしょうか。

タチカワのトップハードゴールドですが、ゆうじさんの日記にある
オークションの出品画像によれば

1000 WRITE PEN
TOP HARD GOLD
1/2グロス300円
本体にはタチカワのロゴ、No.775の品番が刻印されています。

当方の写真のペンは、TPKという刻印があるのみですが、
同じ製品に間違いないようです。
アジアの他国の生産品かと思っていたペンでしたが
もしやと思いリザーバーを見ると、タチカワのマークがありました。
TPK=タチカワペン先株式会社、の意味と思われます。

Photo_4

Photo_5

STペンの方は、

「TOKYO
S.T. PEN
ジロー.CO.」という刻印があります。

ジローという会社は、STペンの販売元と考えられますが、
おそらく製造したのは大手のペン先製造会社です。

当方が入手したSTペンは日光のプラ小箱に入っており、
漠然と「日光製」ではないか」と思っていましたが
ゆうじさんの指摘を受け、こうして見比べてみて
タチカワ製の可能性が高いと思うようになりました。

なお、STペンの上のものは青白い硬質クロームメッキ、
下のものは赤み、黒味の強いニッケルクロームメッキです。
先摺りと色の感じから、下のもののほうが現行に近く
新しいものと思われます。
ペン先のメッキは、一時期、特にタチカワで硬質クロームメッキが用いられましたが
環境に配慮してなのか、黒っぽいニッケルクロームに変わっていきました。
STペンもそれに準じているのだと思われます。

なお、STペンには新旧を問わずJISマークは入っていません。
鋼ペン先JIS6008の規準に、STペンの形は含まれないからです。
鉄道ペン・カリグラフィペン・丸代ペン等も同様です。

なお、「STペン軸」というペン軸もあるのですが
それは次の機会にいたしましょう。

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2012年11月19日 (月)

みちくさ市「ブングテン9」に出展しました

2012年11月18日(日)に、豊島区雑司が谷で開催された
みちくさ市「ブングテン9」というイベントに出展しました!

イベント詳細はこちらです。
http://bunguten.jugem.jp/

鋼ペン先の展示をしました。
といっても、パッケージを並べただけで机からあふれ出してしまい
他に色々考えていたことは、準備不足もあって
あまり実現できませんでした。

それでも、周りのすばらしい展示を、一参加者として大いに楽しめたこと、
ペン先の箱に足を止めていただいた方が何人もいらしたこと、
ペン先コレクター・ユーザーの方がいらしてくださり、
アツくて深いお話をたくさん伺えたことは
うれしくて、感謝と幸せをかみ締めております。

参加できてよかった!!!
ご来場の皆様、イベント関係者の皆様、本当にありがとうございました!

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2012年10月27日 (土)

GペンのG、AペンからZペンまで

見つけた・・・・・・・・・・・・・・・・・!


http://www.algonet.se/~claesg/pix/letterNibs_1.PDF
http://www.algonet.se/~claesg/pix/letterNibs_2.PDF
http://www.algonet.se/~claesg/pix/letterNibs_3.PDF
直リンクすみません(親サイトからのリンクが不明だったので)

老舗メーカーのWilliam Mitchellが出していた
「London Selected Letter Pens」「Magnum Bonus Pens」というシリーズのようです。

すごいぞ!

Aペン~Zペンは本当にあったんだ!!!

資料のコピーなのか、つぶれてて判別しづらい箇所があって残念です。

こちらのほうが鮮明です↓
http://www.flickr.com/photos/8729526@N02/sets/72157627609017656/with/6121003884/
(flickrに投稿されていた、
「British Pens Ltd. Catalog 1955」(カタログ)の本文写真です。
ただ残念なことに部分のみで、1ページ目(アルファベット前半)が抜けている >_<
全部アップしてもらえないですかねぇ…ため息

British PensはMitchellやHinksといった、鋼ペン先製造元の大手が
合体して作られた会社のようです。
1955年に、記載されたようなアルファベットシリーズのペンは
すでに市場から消えて久しかったと思われます。
カタログも、復刻版か記念誌のようなものだったのかも知れません。

アルファベットの割りあては必ずしも共通のものではなく
メーカー・シリーズ独自の規格だったのかも知れません。
たとえば「Xペン」も、他のメーカーでよく見られる型と異なっています。

ここ ↓ に、色々なメーカーのXペンが載っていますが
http://www.kallipos.de/gb-left-handed-nibs.html
ここで見られる数社では、Xペンの形は大体共通しているのに
Mitchellはまったく違う形のXペンなのです。

まあ少なくとも、Gペンは世間一般で共通の形だったということ、
GペンのGは、形や種類を区別するための品番のような
ものだったことがわかりました。
そして、カタログを見ていても、アルファベットはあくまで順番にすぎず、
形や語呂合わせなど、他の意味があるようには見えませんでした。

「GペンのGは、ペンの形に由来する」という説は、
ちょっと無理があるように思えますが、どうでしょうか。

また、「GillottのGだろう」という意見にも、賛成できません。
Joseph Gillottは鋼ペン先の生みの親の一人でした。
彼の率いるGillott社はMitchell同様、ペン先製造業大手となり
カリグラフィー用品としてGillottのペン先は現在も市販されています。
彼が考案したペンなので、頭文字をもらってGペンとした。
なんて書くといかにももっともらしく聞こえます。が・・・・・・

もし本当にそうだったら、メーカーGillottはGペンの代名詞なのですから
Gペンを大量に生産し、世に送り出していたに違いありません。
が、実際にはそうなってはいません。
そもそも、Gillott社製のGペンをまったく見かけないのですが。
はたして存在するのでしょうか。
そんなことを考えると、やはりGillottのGではない気がします。

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