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2013年1月20日 (日)

コードネームは「アンソン・イリス」

「コードネームはセーラーV」を、ご存知でしょうか。
20年ちょっと前、少女まんが雑誌「なかよし」増刊に
読み切りとして掲載された、少女まんがです。

女子中学生が変身(仮装?)して、真っ赤なマスカレードアイマスクと
セーラー服のコスチュームで、悪者と対決する
勧善懲悪物、ヒロイン・アクション。

リアルタイムに読んでいたのですが……

数ヶ月後、本誌で連載が決まり。
始まったら、別人の少女が主人公になっていて。
タイトルも微妙に変わっていて。

やがて、とんでもないブームを巻き起こす作品になろうとは
0.1ミリも予想がつきませんでした。



以上、長いですが前置きです。

日本で最初のつけペン先を作ったのは誰か、ご存知でしょうか。

明治30年、石川徳松氏が、英国のペン先既製品を参考に
独力で製法を研究開発し、はじめて国産のペン先を作り出しました。
明治35年には、「アンソン・イリス」という商品名で発売します。
大正3年に、商標を「ゼブラ」にして今日にいたります。

ですから、現在でもゼブラのペン先には
「T.ISHIKAWA」と、彼の名が刻まれていますね。

では、「アンソン・イリス」は?
どんなペン先だったのだろう?

数年来、ずっと気になっているんです。
ゼブラのお客様相談室にメールで問い合わせても
「当時を知る人がいません」「資料がありません」と、成果はなし。

ところが。
ふと思い立ち、カタカナでなく「Anson Illis」で検索したら
写真を見つけてしまいました。

robert.alexisさんの、フランス語のブログ

L'Alphabet par les plumes ...

この中の、Gペンのページの一番トップに。
ブロンズ色の、「Anson Illis」銘のGペンが載っています!

そこはかとなく滲み出る、手作り感……

これがゼブラGペンの、原始の姿です。
ペン先の製法なんて誰も教えてくれないからと、
英国製品の現物だけを頼りに
手探りで試行錯誤を重ねた、石川徳松さんの努力の賜物です。

このブログは、とにかくものすごいんです。
アルファベットの刻印のあるペン先を、集めているのです。
それこそAペンからZペンまで。
昨年「A~Zペンは本当にあった!カタログを見つけた!」
という記事
を書いたのですが
まさか写真を、それも様々なメーカーの写真を見られるとは。
最近スタートしたブログのようですが、壮観ですよ。

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