日本字ペン

2013年1月17日 (木)

ゼブラの日本字ペン先、「日文ペン」

漫画用品では主流ではありませんが、日本字ペンというペン先があります。
かぶらペンのように先曲げ加工され、紙に接触面がフィットして、
どんな方向にも線がひきやすく、適度に弾力のあるペンです。

タチカワ日本字ペンNo.44、日光日本字ペンNo.555(ともにタチカワ製)の
2種類が市販されています。

現行品は、この2つのブランドのみですが、かつてはたくさんの会社が
日本字ペンを含む、様々なペン先を作っていました。

もちろん大手の、この会社も。

Photo

ISHIKAWA & Co
ZEBRA
TOKYO JAPAN
NUMBER 2585

ゼブラの日本字ペンタイプは、「日文ペン」という商品名です。

Photo_3Kuromu

左はニッケルクロームメッキ、右はニュームメッキ(錫)
左はたまたまJIS以前のものですが、
JIS制定前後、2種類とも広く流通していたと考えられます。

それよりもやや古いと思われる、ブロンズ(茶色)のペン。

Photo_4

金色や茶色の日本字タイプは、クローム・ニュームの「日文ペン」よりも早くに登場したようです。
「ディレクターペン」と名づけられ、帳簿用として販売されました。

イギリスのメーカー、HINKS WELLSの同じ形のペン先が
「No.2185 DIRECTORY」であったことから、
ゼブラもそれに倣った品番、商品名にしたと思われます。
(HINKS No.2185の茶色のペン先は、日本にも輸入されました。
このタイプは「藝者(げいしゃ)ペン」と呼ばれていました。)

ゼブラの日文ペンは、タチカワやニッコーの日本字ペンと比べて
形が少し違います。
背骨が伸びている、といえばいいのでしょうか。
弾力にやや欠け、書き味も若干硬めになるようです。

参考に タチカワ日本字ペンの写真を
……いや、これじゃわかりにくいですね。

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今度比較してみましょう

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